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叔母の腕の筋肉のコリと超能力

親戚の治療は甘えが治療の邪魔をするので、
ほかの先生に任せることにしている。

しかし、毎月せっせと通ってくる叔母だけは別である。

なぜかというと、小さい頃に私が遊んだお気に入りの
おもちゃの代金が、ほぼこの叔母の財布から出ているからだ。

小さい頃はとても優しかった叔母であるが、
歳とともに遠慮なくモノを言う、普通のオバサンになってしまった。

その叔母が今日来院したので治療した。

夏なので免疫が弱っていないか確かめるために、
何気なく手三里近辺を探っていた。

すると、叔母が

「まったく相変わらず気味が悪いねアンタは。」

と言う。

どうやら根を詰めて編み物をしたらしく、ちょうどその辺りに
張りを感じていたらしい。

こちらはいつも行う儀式のようなものだが、
これまで叔母の身体(症状)に起こして来た奇跡の治療(笑)により、
私は超能力者のように思われている。

そうなると、このようなたまたまの出来事も叔母にとっては超常現象だ。

その後も叔母の私に対するイメージを壊さぬよう注意しながら一通りの
治療を行った後、仕上げの鍼を脇腹にしているときである。

この鍼は腕の疲労を取るためのもので、腱鞘炎などにも効くものだが、
叔母のように腸が下垂している場合には特によく効く。

すると叔母が、

「腕を動かしてもいいかしら?」

というので、

「いいよ」というと、

「そのお腹の鍼をしたら、
何だか腕がとても気持ち良くなっちゃって
動かしてみたくなっちゃったのよ。」

「まったく不思議だねえ。」

患部にはいっさい触れずに、
痛みや不快な症状を取るのが経絡の存在やツボの効果を証明できる
シーンでもあるが、叔母にしてみれば私の超能力の一種でしかない。

叔母はあちこちで「鍼はいいよ」と宣伝してくれているようだが、
今のところ叔母の紹介では誰も来ていない。

来ないことを祈っている。

カテゴリー: 治療・施術, 病気・疾患, 鍼 灸 マッサージ   パーマリンク

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