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不妊症と不妊専門治療院 (妊婦さんとバナナのつづき)

当院は不妊症の患者さんが多い。(前にも言ったかな…)

病院でおこなう不妊症治療より、妊娠する率はずっと高いと思っている。

なので、私は子宝地蔵と呼ばれていたこともある(笑)

もっとも、そう呼ばれている先生は私の他にもたくさんいらっしゃる筈である。

 

ようやく最近、鍼灸が不妊症改善によいことが広まって来た感がある。

よいことだ。

 

しかし…

不妊症を専門に行っている鍼灸院もあるらしい。

 

ところがそのような治療院でなかなか結果が出ず、当院に泣きついて来る方が少なからずいる。

 

もともと東洋医学は病を選ばない(得手・不得手はない)ので、○○専門という方がおかしいのだが、不妊専門で行っている割には、「妊娠しにくい体質の人には必ずしておかなければならない(*)生活アドバイス」すらしていない。

日常で気をつけるべきことをお話しすると、

はじめて聞きました、とか、今までいわれたことがありません、と言われる。

 

妊娠しやすくしたり、お腹の赤ちゃんを丈夫に育てたり、母体を健康にしたり、帝王切開でない通常分娩で産む為の当たり前のアドバイスなのだが。

このアドバイスだけで妊娠した方もいれば、逆子ちゃんの帝王切開をギリギリ回避した方もいるのだ。

専門と名がつけばあたかもその道ウン十年の、多くの成功例を持った先生がいるように思われがちだが、そうである保証はない。

 

病気をみる西洋医学と違って、東洋医学は身体をみるのである。

身体をみるということは環境をみることである。

身体をみるなら、肩こりも胃炎も腰痛もストレスもすべてみなければならない。

その身体が置かれた環境もみなければならない。

 

仕事は、食べ物は、趣味は、生活環境は…

出来るだけ多くをみてその人のすべてを治すことを目指して治療している筈であるから、治療が病名に固執することはない。

西洋医学のように病気だけをみるなら、病気の周辺だけみれば良い。

血液やホルモンの値、血圧、尿の成分などだ。

それで改善する人はそれで良い。

だが鍼灸に頼ろうという人々は、それらでは改善しないので困っている人なのだ。

鍼灸は全人格的に身体を観て治療をするため、不妊症も肩こりも癌も関係がない。

病気を治療するのではなくその人を治療する。

 

どういう意図があって○○専門とするのか?

東洋医学、鍼灸の持つ本来の役割を知っているのだろうか、と思ってしまうのは私だけではないと思うが…

○○専門、だけど他も治療しますぜ、肝炎なんかにも効果ありですよ〜

というならわかるし、全部治療出来るけど不妊症だって得意だぜえ、というのはわかるが。

 

あれっ、ヤバい!

当院も○○専門(女性専門)と書いているではないかっ!(笑)

と、今回もまた

中途半端な内容で終わることに「突っ込み」を入れないよう、広い心でお過ごしいただけるとありがたいです。

 

不妊専門の治療院を特集した雑誌をみかけるが、このような雑誌の記事の多くは取材をしているのではなく、病院や治療院に広告枠を売り、院長等が書いた売り込み文をあたかも記事のようにして載せているので、内容をストレートに信じていいかは読んだ人の判断におまかせ。

当院にもちょくちょく掲載枠の売り込み電話がある。

売り込み相手のブログくらい見ろよ(苦笑)

 

(*)アドバイスの例として、不妊症の方や妊婦さんはバナナや糖度の高いもの食べさせるべきではない。(私の経験では、不妊症は冷えが改善されず、妊婦さんが摂り続けていると帝王切開となることが多いようだ)

カテゴリー: 不妊症, 妊婦とバナナ, 良い食べ物と悪い食べ物, 鍼 灸 マッサージ   パーマリンク

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