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2007年11月01日

鍼灸師の質と数、それと私の余生

鍼灸の学校が増えたことで、鍼灸師のライセンスを取る人が増えている。
鍼師の例で言えば、2003年2663名の合格者が2007年では4068名に増えている。
合格率は下がっているので実際はもっと多くの学生が卒業したことになる。

こんなに食えない業種に何を求めているのか不思議だが、それにしても多すぎるんじゃないか?
鍼灸学校は国家試験対策なので人を治すには、卒業後の修行が大事だ。
しかし、多くの鍼灸師にそのような行動はみられない。

最近、鍼灸学校に卒後教育の教室が設けられている。(当院の幸子先生が講師を引き受けたので初めて知った)
狭き門のようだし、学費も高い。
聞いたところによると学生の意識も高いようだ。
ちょっと安心か…?

勉強をしない鍼灸師が増えるということは業界のレベルの低下を招く。
それでも名人達は生き延びて行くだろうが、その名人達もいずれいなくなる。



鍼灸医学というのは一生かけて楽しめる学問だが、一生かけても学びきれない学問でもある。
飽きっぽい私が鍼灸を30年近く続けているのも奥行きが深く、とても面白いからだ。

要領の悪い私などは遊ぶ暇がない。
古典だけをやっていればよいのだが、舶来の医学も気になったりするので困る。

志や学問が中途半端で人生を終わるのは悔いが残る。
1日が35時間で人生が120年だとありがたいのだがなあ…




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