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本を書くということ…

肚の底にまだまだ怒りが存在している。

私は出版の話が来るとついイラッと来てしまうのである。

どのようにイラッと来るのかと言うと…

まあ、私が依頼されるのは
「どうしたら治る」とか、
「こうやったらいい」といった
実践・実用系が多いのだが、これは正直困る。

プロがやる仕事をなぜシロウトさんが出来なければならないのだ?
第一、それを出来るのだろうか?
わざわざやってくれるのだろうか?

私はそう思っていないのだ、心の底で。

なかには真面目な人もいて、やってくれる場合もあるだろう。

ただ、本を見なければ出来ないようなことは、本が手元になければ出来ないし、手を話せば閉じてしまうような取り扱いの不便なものを見ながら、読みながら、どうやって集中して行うのだろうとも思う。

以前書いた本はベストセラーになったものもあるし、15年ものあいだ売れ続けたお陰で、改訂版が出たものもある。

売れたから買った人が実践していると思うのは出版社の思い違いだと思う。

年月の経つ間に、以前買ったことを忘れて、一人で2、3冊買ってしまい、「アチャ〜!」な人だって、もしかしたら多いかもしれないのだ。

まるでAKBのインチキセールスのようではないか。

だいたい、紙媒体で動作や流れ、ポジションや押圧を理解、真似ようと思っても通常不可能。

人の動きは三次元なのである。

しかもお手本がイラストだったらさらに難しい。
この辺は我々が出版業界に甘く見られていると思う。

特にツボなどと言ったら、鍼灸師でも気を静めて探さねばならない。

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さいきん話題の3Dプリンターで制作された、精密な「ツボ押し3D模型」みたいなのが付録だというのなら少しわかる。

病気ごとに毎月お届けで、初回は450円、創刊号は「魚の目」特集。
初回特典で魚の目を焼くお灸もひと月分付いて来る。
いつまで続くのかわからないが、全部揃えれば医者要らずとなる。
もしかしたら町内会で貴重な存在になれるかも。

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健康系に限らず、料理や生活実用書はなぜか「誰でもカンタンに」が好きである。

言ってみれば手抜きの奨励である。

病気や症状を改善するにあたり、そんな希薄な情報で治せる人がいるなら私がスカウトしたいくらいである。

では何で昔は本を書いたのか、という話になる。

愚かな若気の至りである。

これでまたステータスが上がるとか、出版社から声が掛かるくらい認められてるとか、そういう嫌らしい心があったのだ。

だから某健康雑誌のような、

「ボールペンで押すだけで若ハゲが治った」とか
「足の指を数えるだけで肩こりが治る」とか
「土踏まずを楊枝でつついたと思うだけで腰痛が治った」

といった、怪しい本のインタビューも頼まれれば受けていたのだ。

いまでも赤面する恥ずかしい過去なのである。

治療院ではよく患者さんから
「自分でも出来ることはないか」
と聞かれるので教えることもあるが、実際それをやる人は3割に届かない。

お灸はみな真面目にやってくれる。
皮膚が焦げたり、軽い火傷したり、それでもやってくれる。
そこまでして改善に取り組む人は、その必要に迫られている病であることも確かだが。

それにしても、本を書いてくれと言われてここまでいらつくのだから、相当なトラウマがあることに間違いなさそうだ。

つまりそれは、過去の自分の本に対する罪悪感だ。

この罪悪感と怒りを浄化し、こころの波立ちが穏やかになればそういう話は来なくなるのだろう。

私の好きに書ける本の以来が来る日もあるかもしれない。
書くかどうかは別として。

そういえば、本ではなくテレビであれば既に某所から
「好き勝手に番組を作っていいから」
的な話が無いわけではない。

普通、「無いわけではない」というのは、無いことを意味するが、この場合はある方。

私がOKしないだけ。
もうテレビはいい。

とにかく、こんなことで感情が騒ぐのも困りものだから、地道に感情の浄化に務めます。

最近、もうひとつのブログの方が熱心になってしまい、こちらは更新が遅れておりますが、高橋の隠れファン(何人か実在)もいるので、これからもたまに更新します。

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